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年頭のご挨拶 2022年

投稿日:2022年01月07日

院 長  加 藤  明 孝

明けましておめでとうございます。
令和4年、壬寅年にあたります。

昨年も新型コロナウイルスの感染が続き大変な一年でした。私は、ノーベル生理、医学賞の受賞者である、大村智氏が一昨年のある雑誌(12月号)に書かれていた記事を読んでいて「油断をしない」「恐れない」事が大切であると思っていたので恐怖心はさほどありませんでした。

大村氏は、和食にリグニンという成分があり、免疫を保つための亜鉛の減少を食い止められること、日本人が好んで口にする野菜や海藻にPAKという免疫を壊す悪い蛋白質を体内で発生しないようにすること、最後に仮説ではあるが、BCGの接種率の高さをあげておられます。

また1886年のコレラでは致死率70%で10万8千人余りが亡くなったこと、2018年の日本人の結核患者を例にとると1万5千590人が罹患して2千204人が亡くなっているそうです。その点いまの新型コロナウイルスは、メディアが異常に恐怖を煽っているように思うと述べておられます。

オミクロン株がどの様に日本で感染を広めるか分かりませんが、正しく恐れる事を肝に銘じたいと思います。

さて、昨年の春ごろは戸畑高校と森山直太朗の動画を見つけ感動しました。14分20秒の動画を何度も何度も見ました。コロナにより生活にうるおいを与える業界が大きなダメージを受けていることに心が痛みましたが、生徒や学生も大変だった事を改めて知りました。

最後にイエローハットの創業者、鍵山秀三郎氏の言葉を紹介したいと思います。

「人間というものは、人から愛されたり、守られたりしていることに対しては極めて鈍感です。逆に自分の意に沿わないことに対してはとても敏感にできている。」

まるで自分に言われているような気がしてきます。

この言葉を胸に留め、この一年を頑張りたいと思います。皆様、本年もよろしくお願いいたします。

※新年の挨拶を述べる加藤院長(於:当院大会議室)

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